響子ちゃんと悠実ちゃんに促されるままその水着を着て、翼くん達が待つ所へと向かった。
「お待たせー!」
元気よくみんなにそう言った響子ちゃんに拓哉くんが応える。
「遅えよ、響子ー。待ちくたびれた」
「ごめんねー、ちょっとくるみの水着選ぶのに時間掛かっちゃって」
「どれどれ、と。……くるみの水着、めっちゃ似合ってんじゃん」
「でしょー!ま、あたしが選んだんだから当たり前だけどねー!」
拓哉くんに見られたのが分かってちょっと恥ずかしかったけど、そこはなんとか堪えられた。
周りの人もみんな水着だし、響子ちゃんや悠実ちゃんだってそう。
まぁ悠実ちゃんはちょっと控えめではあるけれど。
でもそこになんだか悠実ちゃんのおっとりとした性格が表れている気もする。
「悠実も似合ってるよ」
そしてそんな悠実ちゃんに彼氏である翼くんがきちんと言葉にして気持ちを伝えている。
「ありがとう、翼」
こんな風にカップルは会話をするのかと、見ていて微笑ましくなった。
この二人の波長は多分ものすごく合ってるんだと、私でも分かる。
なんだかいいなぁ。
「おい、響子」
「なによ、陽ちゃん」
「他の奴に見られるだろうが」
「なに、一丁前にヤキモチでも妬いてるのー?心が狭いわねぇ、くるみ」
いきなり話をふられてどう答えていいのか分からなくなる。
だけど似合ってる、とは言ってくれないんだと思いちょっとヘコんだ。
「くるみが困ってるだろうが。お前覚えとけよ、響子」
「お礼を言われる筋合いはあっても、小言を言われる筋合いはないわよ、あたし」
「お待たせー!」
元気よくみんなにそう言った響子ちゃんに拓哉くんが応える。
「遅えよ、響子ー。待ちくたびれた」
「ごめんねー、ちょっとくるみの水着選ぶのに時間掛かっちゃって」
「どれどれ、と。……くるみの水着、めっちゃ似合ってんじゃん」
「でしょー!ま、あたしが選んだんだから当たり前だけどねー!」
拓哉くんに見られたのが分かってちょっと恥ずかしかったけど、そこはなんとか堪えられた。
周りの人もみんな水着だし、響子ちゃんや悠実ちゃんだってそう。
まぁ悠実ちゃんはちょっと控えめではあるけれど。
でもそこになんだか悠実ちゃんのおっとりとした性格が表れている気もする。
「悠実も似合ってるよ」
そしてそんな悠実ちゃんに彼氏である翼くんがきちんと言葉にして気持ちを伝えている。
「ありがとう、翼」
こんな風にカップルは会話をするのかと、見ていて微笑ましくなった。
この二人の波長は多分ものすごく合ってるんだと、私でも分かる。
なんだかいいなぁ。
「おい、響子」
「なによ、陽ちゃん」
「他の奴に見られるだろうが」
「なに、一丁前にヤキモチでも妬いてるのー?心が狭いわねぇ、くるみ」
いきなり話をふられてどう答えていいのか分からなくなる。
だけど似合ってる、とは言ってくれないんだと思いちょっとヘコんだ。
「くるみが困ってるだろうが。お前覚えとけよ、響子」
「お礼を言われる筋合いはあっても、小言を言われる筋合いはないわよ、あたし」
