涼子は、スーツ男に、
涼子の父親の会社の者だと嘘を付き
車に乗るように言われ、

連れ去られていた。







小さな町だが、

町いちばんの大きな公園の駐車場に、
車を停めて、

その時流行っていた子供のアニメを
見せてきたとゆう。






不審に思った涼子が、
隙を見て、
車から逃げ出し、

公園にいた大人たちに助けを求めた。








俺たちの目撃情報で得た車の車種から、
警察が公園に停まっていた車を特定し、

犯人も逮捕された。







身体を触れられたり、
変なものを見せられたり、

そうゆうことを
されていなかったことだけが、

唯一の救いだった。





だけどそんな事関係ない。





涼子が、
勇気を出して飛び出していなかったら
と思うと、

小学生ながら
俺らは怖くてたまらなかった。