Deal×Love

「俺のキス、忘れてなかったな。スルーしてるから忘れてるのかと思ってた」

「初めてのキスを忘れるわけないじゃない!」

だって気にしたってされてしまったものは取り返せないから、わざと気にしないように話題を出さなかったの!

するとストンと足の裏が地面について。
私をやっと降ろしてくれた。


「それなら椿は一生俺の事忘れられないよな」

自信有り気に不敵に笑う顔。

そんな顔がフッと突然真剣な顔を作る。


「あんな家、出ろ。俺のところに来い」


え?


「突然どうしたの、洸君」

「アイツには好きな女が居る」


え……好きな女……?