Deal×Love

「おはよう。なんかヤル気が出ないし、あんな人ばかりの電車になんて乗れない……」

「どうかしたの?」

「あのね……「椿、おはよ」


アリサに話そうとした時、飛んできた声に固まる。

げ、この声……


「私に近付かないで!」

私は振り返りながら両手を前に突き出してストップのポーズ。
すると洸君は私の反応を見てクスクス笑う。


「一昨日、お互い両親と挨拶した仲じゃん」

「ややこしい言い方をしないで!」

この人と話すとまともに会話が出来ない気がする。

「やっぱり椿とは交換日記から始めるべきかな」

楽しそうに笑っている洸君。

「その案には凄く賛成!」

「椿……この人どちら様?」

隣のアリサが私達の会話が気になったのか、会話に入ってきた。