Deal×Love

「あー……じゃあ、俺は時間まで部屋に居るよ。片付けた方が良い」

いつの間にか下を向いていた私は、海さんの歯切れの悪いような台詞に顔を上げる。

海さんはもう部屋の方へと歩いていた。

どうしたのかな……と、はてなマークが脳内に回る中、視線を下ろすと気付いた。


「ぎゃぁ!!」

目の前には先程畳んだ私の衣類。

その一番上には私の下着が。

片付けるの意味が分かった!
これを見たから部屋に戻ったのね!

もう私、お嫁にいけないっ!!

その時ハタッと気付く。

あ、もうお嫁に行ってるんだったわ、と。

それよりも夜だ。

海さんと食事にまた行く機会があるとは。

何処に連れていってくれるのかな……