絶対に守るから。

カーレイジとミオラスに一緒にいられない用事があって他の者が手を余している時。お嬢ちゃんの行動や心理を知っている者であれば誰もが今日、俺と共に書斎へ向かうと思うだろう。そして、城の中で一番お嬢ちゃんを知っているのは俺たち他所から来た3人とハウラム、元国王。けれど、元国王は今、妻と旅行中で城にいない。元国王が旅行に出て俺たちが書斎を訪れるまで、他の人が出入りしないとは限らないだろう。
俺とカーレイジ、エレナードにはお嬢ちゃんを夜から明け方にかけて警護する役目がある。カーレイジとエレナードは警護が終わってすぐ、迎えに来たミオラスとハウラムと共に稽古へ行った。だからと言って怪しくないわけではないが、後は寝て今日の夜に備えるだけの俺と比べたら可能性は低いだろう。
俺も怪しいうちの一人だが、お嬢ちゃんを殺す理由がない。