絶対に守るから。

生まれ変わった事を後悔している訳じゃない。彼女のために生まれ変わった命、彼女のために使うのは当然だとも思っている。でも、いくら死なないとはいえ、体の痛みはちゃんと感じるんだ。だから、あまり戦闘で傷付きたくないと思っているのも事実。
俺が無鉄砲に傷を作るからなのか、彼女も命は簡単に捨てる物ではないと依頼の代償を命で払おうとする者を嫌う。俺が死ぬほどの傷を負っても死なずに苦しむ事しか出来ない所を見ているから。

「直接話される事は叶いませんでしたが、先輩とリオさんが聞きに行っていますしお休みください」

「俺のためにありがとうね」

魔女の風邪で弱っているお嬢さんを励ますミオラスとカーレイジを見ていると少し心が安らいだ。俺も焦っていたんだ。どうしたらお嬢さんに寝ていてもらえるのか。ハウラムのように強引な手は使いたくなかったけれど、カーレイジのように大人しくしているのもダメだと分かっていた。