絶対に守るから。

まぁ、命を代償として支払うのは彼女は重たいからと嫌っている。だから、本当に命を擲つくらいの価値がある依頼じゃない限り絶対に断っている。今回だってハウラムの依頼は断るさ。

「その代償は重い」

「おい、こら。バカにしてんのか。俺はお前が笑って暮らすためなら何でもするっつってんだ」

ほら、思った通り。彼女は自分を低く見ているから、周りが自分に命をかけようとすると拒むんだ。彼女の一番の友達なんだって聞いてはいたけれど、ハウラムは彼女の何を見てきたんだ。何が嫌いで何を好きかも分からないのか。
ヘゥインが笑って暮らすために必要な物って何だろう。考えた事もなかった。気に止めた事がなかった。依頼の仕事をしている時のヘゥインはいつも楽しそうだったから、邪魔だけはしないでおこうとは思っていた。