絶対に守るから。

彼女はいったい、何に例える事が出来るのだろう。太陽のように照らしてはくれるものの、月のように消えてしまいそうな儚さもある。花のように可愛らしいのに木々のように簡単には倒れてしまわない強さも持ち合わせている。何とも例える事の出来ない彼女を愛してしまった俺はきっと彼女以上に何にも例える事ができないのかもしれない。

「来世までにしたらどうだ?」

「それじゃ足りねぇな」

エレナードに言わせたら今の命だけでは足りないという事か。まぁ、俺だって後200年生きられれば長生きした部類に入る。でも、彼女たちは後300年は平気で生きるのだろう。たぶん、寿命で一番先に亡くなるのは俺だ。足りなくて当たり前だろう。
ウィルと言ったか。彼女によく似ている兄弟だな。彼の言う通り、来世が尽きるまででも足りないのかもしれない。きっと来世よりも長くだろう。