結局、途中で話を止めて一人ずつ喋ってもらう事になってしまった。正直、興奮しながら話す二人の声を途中で止めるのは心が痛んだが、ちゃんと聞いてあげられないよりは心が痛んでもちゃんと聞いてあげたい。
「前に仕事手伝った時にお花(はな)さんが言ってたんだ。亡くなった夫との結婚記念日だって。だから、屋敷でお祝いしようって言ったんだ。そしたら珍しく賛成してくれてさ!」
「だから、今日は夕方までにお祝いの準備して、村の皆を迎えに行って、ゆっくり休んでもらってから帰ってもらおうって!」
そうか、だから喜んでいたんだな。村の手伝いをしているとはいえ、俺は仕事でだし、二人は仕事をしている俺の手伝いだ。だから、村の人たちは少なからず余所者という事で距離を置かれていた。でも、距離を置かれていた村の人たちが全員で招待に出向いてくれる事が二人にとってどれだけ嬉しいか。
「前に仕事手伝った時にお花(はな)さんが言ってたんだ。亡くなった夫との結婚記念日だって。だから、屋敷でお祝いしようって言ったんだ。そしたら珍しく賛成してくれてさ!」
「だから、今日は夕方までにお祝いの準備して、村の皆を迎えに行って、ゆっくり休んでもらってから帰ってもらおうって!」
そうか、だから喜んでいたんだな。村の手伝いをしているとはいえ、俺は仕事でだし、二人は仕事をしている俺の手伝いだ。だから、村の人たちは少なからず余所者という事で距離を置かれていた。でも、距離を置かれていた村の人たちが全員で招待に出向いてくれる事が二人にとってどれだけ嬉しいか。



