彼女と俺たちだけを残して暗くなった空間の他には何もなかったが、彼女に似た声だけは途切れる事なく俺たちに話し掛けていた。彼女の目を覚ます手がかりになる事を教えてくれるのか、覚めぬ彼女の事を思い続けている俺たちを冷やかしに来ただけか。真相は分からなかったが、俺とエレナードは彼女とカーレイジを守るために武器を持ち、身構えていた。彼女と同等以上の大きな魔力が暗い空間にはあったからだ。
「魔女は500年で1度死ぬ。そして生まれ変わり、本当の自分の姿になる。・・・魔女はさ、両方の性を持って生まれるんだ。500年までは生まれ持った魔力の強い方が仮の性として表に出てくる。でも、いつかはどちらの体なのか決めなくちゃいけない」
だからどうしたと言うんだ。確かにエレナードの年齢から考えて、彼女は今年で500年目の誕生日を迎えるのだろう。だから何だって言うんだ。1度死ぬと言っても彼女はまだ息をしているじゃないか。
「魔女は500年で1度死ぬ。そして生まれ変わり、本当の自分の姿になる。・・・魔女はさ、両方の性を持って生まれるんだ。500年までは生まれ持った魔力の強い方が仮の性として表に出てくる。でも、いつかはどちらの体なのか決めなくちゃいけない」
だからどうしたと言うんだ。確かにエレナードの年齢から考えて、彼女は今年で500年目の誕生日を迎えるのだろう。だから何だって言うんだ。1度死ぬと言っても彼女はまだ息をしているじゃないか。



