絶対に守るから。

俺みたいな奴を友達だと思っている物好きだというのは養子に来る前から知っていたさ。庭の噴水で見掛けた時からずっと、家から城への送り迎えはいつも俺がしていたんだから。養子に来た時だって荷物を運んだのも俺なんだから。
俺に姫と呼ばれるのがなぜ嫌なんだ。城にいたくないという捌け口が俺になっているだけなのか。姫と呼ばれたくないと言う事で養子を破棄しろという意思表示でもしているつもりか。俺に何と言おうと、今の国王には無駄だって分かっているんだろう。なのに何で俺には冷たく当たるんだ。何で俺だけなんだ。

「あなただけは許さないから」

「ヘゥインじゃないか!」

「レン!」