絶対に守るから。

方法が分かれば話は早い。彼女の全てを食い付くし、僕の中に取り込んでやる。彼女は僕の中で生き続けるんだ。なんて良い案なのだろう。待っていて、すぐに1つになってみせるから。

「っ!?」

「私ねぇ?あなたが思うほど良く出来ていないの」

急に床が崩れ始めると僕は暗闇の中に浮かんでいた。僕の体はまるで人形にでもなってしまったかのように動かない。
彼女は僕を今までにないくらい鋭い目で睨んでいた。手の平から氷で出来た鋭く細い剣を出すと、彼女は刃の先端を動けない僕へと向けた。
嫌だ、まだ死にたくない。僕はまだ生きていたい。君と一緒に幸せに暮らしたいんだ。それが今、叶おうとしているのに死ねるわけないだろ。