絶対に守るから。

彼女はやっと僕への愛に気付いたのさ。他の誰でもない、彼女が僕だけを愛してくれる日が来るなんて。やっと夢が実現するんだ。

「夫婦にはなりません」

「現実を受け止めなよ。君はもう、僕に惚れているんだろう?」

「ねぇ、勘違いって言葉知ってる?」

惚れてなどいないと言いたげな表情を見せているが、勘違いしているのは君の方さ。だって今まで僕に見せていた表情と違うじゃないか。今までは僕の考えが理解できないと言いたげな表情をしていた。まるで僕の言葉が通じていないようなきょとんとして、呆れているような表情が多かった。けれど、今は違う。ちゃんと言葉が通じ、理解している。僕の言葉で彼女の感情がちゃんと動いている証拠だ。