絶対に守るから。

姫様の心の支えになろうとするのはやめた方が良いのか。俺は俺にしか出来ない何かを探した方が利口なのかもしれない。もしかしたら姫様の特別な人になりたいなんて考え自体が間違っているのかもしれない。
俺が辛い時、姫様の笑顔で何度も救われてきた。ふっとした瞬間に出た姫様の言葉が何度も俺を笑わせてくれた。勇気も元気も全て姫様からもらった。恩返しをしたいんだって、俺も姫様に勇気や元気を与えられるような立場に行きたいんだって願っていたはずなのに。

「ミオラス、今日は俺の部屋に来い」

そうか、リオディナさんの件は一段落してしまったんだ。ここ数ヶ月、警備を厳しくするためにずっと姫様のそばで仮眠しか取っていなかった。きっと今、休暇を取られたのもリオディナさんの件が一段落して警備態勢が薄くなっても何とか賄えるようになったからだったんだ。