私と凜はクラス替えで離れてしまった

それから1週間後くらい経ってから私はよく凜のクラスに行っていた

そこから聞こえてきたのは

《凜鈴》

私は一瞬だけ耳を疑った

だって、私達はもう別れていてあれから一切話してもないのに

なんでこの言葉が出てくるのだろうか

本当にビックリした

その言葉がする方を向いたときそこに居たのは

凜だった。

笑っていた。どうしてなんだろう。

私はその笑っている顔を見て胸が締め付けられた

今でもやっぱり相変わらず凜の事が好きで諦められるわけなんか

無かった。

いつだかマーカーを凜にあげたことがあった

それは私とお揃いで1年の時は使ってくれなかったのに

凜の隣の子が言うには

「凜、ずっとそれしか使ってないよ」って言われて私は本当に嬉しかった