直樹くんはあれから毎日

メッセージに電話にとやたらと

私の携帯を鳴らすようになった。


私は3回に1回返信する程度だった。


とうとう卒業式がやってきた。


私達はこれからの新しい生活にワクワクしながら

三年間通った学校を後にした。