翌朝、慣れないアラーム音に起こされると、目の前に美緒の顔があった。 「うわっ!」 危うく彼女の顔面を殴ってしまうところだった。 大きい声出さないでって、人差し指を立ててくる。 俺と美緒は、着替えて部屋を出た。