「ごめんねー。彩音ちゃん。ぜんっぜん説明してなかったよね？」

「う、ううん。別に大丈夫･･････」

困ってるのは、いま画面を見ている方々だと思う

あたし、もう魔法のことは知ってるから

「教室についたら説明するわ」

てくてくとあたしの隣を歩く聖理奈

ようやく、レクが終わった

あの後、ちゃあんと鬼ごっこしたんだよ？

ま、全員捕まえたけどね☆

最後の冬馬くんは流石に手こずったけど

で、教室に到着

「じゃ、彩音ちゃんのため、魔法について説明をはじめまーす！席について」

「あのー、あたしはどこに？」

「あっ、彩音ちゃんは聖理奈ちゃんのとなり！」

「はーい」

ここは、長椅子長机のコラボ(？)。木製です

聖理奈の隣に腰を下ろし、教卓の近くに立っている先生を見つめた

「魔法は、みんなが思ってるように呪文を唱えれば出てくるってわけじゃないんだよねー。どっちかっていうと能力って言う方が近い」

「ほぉ」

「ま、それは人間界の魔法使いだけであって、魔法界の魔法使いは呪文を唱えりゃでてくるけど」(←さっき正論を言われて言い返せなかったあの男子)

「ほうほう」

･･････知ってる

「しかも、魔法界の魔法使いは属性が一つじゃないの」

「ふむふむ」

「人間界の魔法使いは一つだけしか魔法が使えないの」

「うんうん」

「だから、魔法界の魔法使いの方が断然強いのよ！」

「･･････へぇ」

ごめん、コメントが難しい！