「もう、こんな思いはいやだな」

ーーギュッ

晴斗は後ろから抱きついた。

「俺も。もう、美緒と離れるとか思うのはいや」

「うん」

ーーチュッ

唇が、しっかり重なった。

「さてと、美緒電池は50だけど、話書きますか」

「なによその、美緒電池って」

「秘密。あとで、美緒充電しますか」

「なっ、なにするのよ」

「それも秘密」

「なによ~」

「ほい美緒、これによろ」

「はーい!!」

今、すっごく幸せだ。