あたしたち、周りにはそんな風にうつってるんだ。
それは嫌だな…。
かなり恥ずかしいけど、この体勢のまま陽向くんに軽く抱きついてみた。
「おっ…」
振り払うのをやめた途端この反応で、陽向くんも驚いたみたい。
「頑張って…少しずつ、慣れる」
小さな声でそう伝えると、頭をよしよしと撫でられた。
「うん。それにしてもー…耳まで真っ赤だな」
ううっ…。
そんなの当たり前だよ。
恥ずかしいけど頑張ってるんだから。
「嬉しい。俺もー、この際なにか頑張ろっかな」
陽向くんが?
「それはもう、ひとつしかないよね」
顔を上げ、陽向くんの反応をうかがう。
きょとんとしてるし、なにも察してない様子。


