学校一の人気者に告白されました

「それでも…ちゃんとあたしのこと、たまには思い出してね?」



「いつも千衣のこと考えてるよ」



「…本当に?」



「当たり前だろ」



抱きしめるのはダメって言ったからか、手をぎゅっと握ってきた。



さすがに振り払うことはせず、じっと陽向くんを見上げる。



「友達と遊ぶのもいいけど、たまにはあたしを優先してね」



「わかった…」




「これからデートするなら、ふたりっきりが…いいな」




「うん、そうだな」



「陽向くんは人気者だから、予定を合わせるのが大変だろうけど」



「昨日は引っ張り回したから、今日は千衣のために体空ける。放課後、絶対一緒に帰ろ」



「うん」