学校一の人気者に告白されました

「ごめんっ、今のなかったことにして」



って、できるわけないか。



立ち止まった陽向くんは、少し怒ってる風。



「そーいうのやめない?千衣が気にしてるならとことん話そうぜ」



「うっ…うーん。別にあたしは…」



「よくないだろ。付き合ってるんだからさ、なんでも言えよ」



珍しくする真剣な表情に、あたしもちゃんと話し合おうっていう気になってきた。



逃げてた…。



自分の気持ちから。



陽向くんに迷惑をかけたくないって思う反面、寂しい気持ちもあり…知らず知らずのうちに葛藤があったのかも。



「じゃあ…言ってもいい?」



「おー」



「あたしね…」



陽向くんが心配そうにこっちを見ている。



言いたいことを言ったら、きっと困らせるよね…。



付き合ってるからって、なんでもアリだとあたしは思わない。



お互いを尊重し合いながら、譲れるところは譲ってそして自分も無理せず…付き合っていけるといいよね。