“早く彼女と別れてよ!陽向はあたしのものだよ”
うわ…。
嫌なもの見ちゃった。
呑気に寝てるけど、またスマホを持たせたら無意識に触るのかな…。
興味本位で陽向くんの手にスマホを置いて、少し強めに体を揺すった。
「ん…」
半分目を開け、スマホに届いたメッセージを見ている。
目を少し擦った後、ササッとメッセージを打って途中でまたスマホが手から離れた。
“あいつ泣き虫だから、俺じゃなきゃダメなの”
わっ…。
なにこれ…。
まるであたしがすぐ泣くみたいに。
泣く女は嫌いだって言われて、あれから陽向くんの前では泣いてない。
…涙ぐむことは、それは確かにたまにあるけど。
うわ…。
嫌なもの見ちゃった。
呑気に寝てるけど、またスマホを持たせたら無意識に触るのかな…。
興味本位で陽向くんの手にスマホを置いて、少し強めに体を揺すった。
「ん…」
半分目を開け、スマホに届いたメッセージを見ている。
目を少し擦った後、ササッとメッセージを打って途中でまたスマホが手から離れた。
“あいつ泣き虫だから、俺じゃなきゃダメなの”
わっ…。
なにこれ…。
まるであたしがすぐ泣くみたいに。
泣く女は嫌いだって言われて、あれから陽向くんの前では泣いてない。
…涙ぐむことは、それは確かにたまにあるけど。


