「ま、これで気ぃすんだ。4組には告知完了!あとは噂で広がるだろ」



「もー、陽向くんてば」



「昼休み、会いたいからうちのクラスに来て」



「ええっ」



「一緒に飯食おー」



「うっ、うん…」



千衣が素直だ。



ま、こいつはいつも素直だけどな。



更に輪がかかってる。



こーいうの、いいな。



千衣が、俺のいいなりだ。



こんなことなら、早くコクっときゃよかった。



自分の教室に戻り席につく。



そうだ、今朝時間なくてスマホ見れてなかった。



なんか連絡入ってっかなー?