SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

「やだ」 


はぁ?


またワガママかよ。


「じゃあ俺にどうしてほしいわけ」


ちょうど信号が赤になったからブレーキを踏んで止まり、琴羽の方を向く。


「仁科彩羽のことを忘れて……?」


無理に決まってる。


それを分かってて頼んでるんだろうか。


それとも本当にわかってないのか。


「……やっぱりもう帰れ。お前にそういうこと言う権利はない」


信号が青になったタイミングで、車をUターンさせて、琴羽の家に向かう。


「やだ。帰らない…。だって好きなんだもん……っ。何で私じゃダメなの……?結局私はお姉ちゃんに何も勝てない……っっ」


姉が優秀だったら妹は大変なんだろーな。


それは分かるけど、俺を巻き込むなって話だ。