SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

なんで琴羽も俺に頼むんだか。


渋々、琴羽と二人で店を出て歩く。


「渚さん、まだここに住んでるんだね。仁科彩羽のこと追いかけてどこかに行っちゃったかと思ってたけど」


……彩羽か…。


忘れたことはなかったけど、今さらわざわざ会いに行こうとは思わない。


彩羽だってもう新しい生活が確立してるだろーし。


ストーカー行為する趣味だって持ってねぇし。


「仁科彩羽のことは諦めたの??」


「あぁ」


アイツに会う気がねぇんだから、しょうがない。


「じゃあもう好きじゃないの?」


………。


…俺は……まだ好きなのかもしれない。


彩羽のことが。


「新しい恋してみたら?」


したくても好きになれる女がいない。


「……ねぇ、私と付き合って?」