SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

「隆さんこそ店のコーヒー飲まないで下さい」


「俺はいーんだよ」


隆さんはまぁ自由な人だ。


気分が乗らないから閉店とかありえるし。


それすらも魅力的だと言ってこの店に来る人が結構いる。


「私帰るね」


唐突に琴羽が言った。


「お客さん、よかったら特性strawberryパンケーキ食べてかない?850円」


金取るところが隆さんらしい。


「いや…いいです。じゃあ。渚さん、さっきはありがとう」


俺が須藤家に行かなくなった理由が理由だからか、どこかよそよそしい。


「渚、送ってってやれよ。また変な男に絡まれるかもよ?」


隆さんは気を利かせたつもりかもしれないけど、今さら琴羽と二人なんか気まずいだけだ。

 
「渚さん、お願いしていい…?」


は?


断ればいいのに。


「……いいけど」


頼まれたら送るしかなくなる。