SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

初めてこんなに密着した。


心臓がバクバクしてる。


「危ないなぁ。危うく壁ドンされるところやったわ」


笑いながら私を隣に座らせてくれた。


「ごめんごめん」


ちょっと恥ずかしい。


顔赤くなってないかな。


大丈夫かな。


「あ。マスター結婚すんねんて」


「それも嘘でしょ?もう騙されないもん」


私がサラリとかわすと、海は真剣な顔して言った。


「ちゃうちゃう。ホンマに。スピード結婚やなぁ。交際期間3ヵ月ないぐらいらしい」


嘘でしょ。


「ちょうど今の私たちくらいかぁ」


早すぎない?


大丈夫かな、マスター。