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「彩羽もうハタチやろ?飲みにでも行こーや」
店を出たら、海さんに誘われた。
「んー…。私お酒飲んだことない」
美味しそうって思わないし。
ジュースとかの方が美味しそうだよね。
「えぇやん行こーや。良い店知ってんねん」
お酒かぁ。
親が強くなかったからわたしも弱いと思うんだよね。
「……ちょっとだけなら」
海さんの熱い眼差しに耐えられなくて渋々OKする。
「まぁすぐそこやねんけどな」
その言葉通り、店の三軒先のバーに案内された。
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