SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

「いいよ…」


ベッドに座って、海が入ってくるのを迎える。


「あの男のとこ行っとったんか。昨日の夜は」


単刀直入に聞かれて、目が泳いでしまう。


裏切り者の最低な私。


せめて正直にはなろう。


嘘はつかないようにしよう……。


「そう…。ごめ─」


「謝らんでえぇねん。謝ってほしくて聞いたんちゃうから」


口調は穏やかだけど、海の瞳の奥が冷たい気がした。


そりゃそうだよね…。


「どうやった?アイツのとこにおる方が楽しかったか?」


………。


分からない。


楽しかったのかもしれないし、楽しくなかったのかもしれない。


「……俺、浮気する女は嫌いやってずっと思いながら生きとった。けど…彩羽が浮気しても俺は彩羽を嫌いにはなれへん」


……っ。


嫌いになってくれた方が楽だった。