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渚と来たのは、私と海が見つけた美味しいバー。
神戸に居たときは、仕事終わりにバーに行くのが習慣だったからまた見つけた。
お互いの職場の中間地点にあるバーだ。
「お前がこんな店知ってるって意外」
オシャレな雰囲気があるバー。
Beautiful Catに似てる。
「まぁね……」
カウンターの端に並んで座る。
私の椅子も引いてくれた渚にドキッとしてしまった。
優しいところは変わってない。
「……本当に悪かったと思ってる。5年前のこと」
……。
「私こそ…」
警察呼ぶなんて間違ってた。
私のその行動1つで渚の人生を大きく狂わせてしまったんだ。
よく考えれば、両親の事故の時渚はまだ中学生。



