「あのー、仁くん? ここではボロを出さないと約束したはずじゃ…………」 「ボロ?それは家族の前でだけだろう? 僕はもう限界なんだ。」 さすがの慎二も仁くんを見て驚いていた。 「こいつが、美桜の彼氏……?」 やばいやつじゃん、というような目で仁くんを見ている。 「君はもう二度と美桜に関わらないでくれるかな?嫉妬でおかしくなりそうだ。」 いや、もうおかしくなってますよ今。 いつもの仁くんが全開になっている。