「本当にそろそろ自分が可愛いってことに気づけよな。」
ごめんね、仁くん。
もう気づいてます。
生まれた時から私は可愛いです。
まあ今は美人、という言葉が合うと思うんだけど、鈍感天然を演じてたらそうなるか。
「か、可愛い…!?そんなことないよ!
仁くんの目にフィルターがかかってるだけだもん。」
「そんなわけねぇだろ。」
仁くんは私が言って欲しい言葉をいっぱい言ってくれる。
基本クールだけど私の前だとどこか甘い仁くん。
みんなには知らない一面を私は知っている。
それだけで周りの女子とは違うってことが判明されてるよね。
………そしてこの日もいつも通り仁くんと一緒に帰った。



