「あれ?今、美桜なんて言った?もう一回言って?」


「…………妹のモデル事務所の中で一番人気は妹だから、私が出たら私が一番になるねって言ったの!」


「あれー?僕にはそう言ったように聞こえなかったけどなー?」


首を傾げる仁くん。
この人は……!!


絶対に私の美しさに惚れて照れさせてやる!


そう心に決め、私は放課後になるのを待った………。