「…………続きは夜にしようね。」


私の真っ赤な顔を見てクスリと笑いながら言う仁くん。


その余裕なところが本当に悔しい……!!


「もう、早く前向いて。」
「えー、わがままだなぁ。」


なんてわざとらしく言い、やっと前を向いてくれた仁くん。


私ばっか余裕がなくなってる。


………結局その後は映画の内容がほとんど入らずに終わることになる………。