「もー、見てたの？」


「そんなの当たり前さ。
それよりも何僕以外の男の前で笑顔見せてるの？


気持ち受け取るって何？
僕は気が狂いそうだよ、ねぇ美桜今すぐあいつ殴ってきていい？」


「こら、やめなさい。
そんなことしたら2度と口聞いてやらないからね。」


「うう……それは嫌だから我慢することにするよ。」


当たり前でしょ。


第一こうでもして止めないと仁くんは本当に殴りに行きそうだからね。


仁くんは想像以上に考え方が重く、だいぶずれているのだ。