「ずっと西原先輩のことが好きでした……!」
クリスマスイブを明日へと迎えた日の放課後。
私は後輩に呼び出され、告白されてる最中。
「うん、そっかぁ……!
ありがとう!気持ちだけ受け取っておくね!」
今日はいつにも増して上機嫌な私は笑顔でお断りした。
そんな私のあまりの綺麗さに、後輩は頬を赤らめているけど気にしない。
「じゃあね!」
そう言って仁くんの待つ門に行こうと思って、歩き出した。
その後曲がり角で曲がった瞬間………
「きゃあっ!?」
腕を引かれ誰かに抱きしめられる。
その人物とはもちろん仁くんだ。