ーー次の日
「………はあ……」
気づけば放課後になっていて、相変わらず仁くんの態度は変わらず。
「美桜……いつでも相談聞くで?」
「こんな元気のない美桜、見たくないよ……」
どうやら沙彩と菜々子にも心配をかけさせているようだ。
「うん、ありがとう。
じゃあ明日、ゆっくり話させてもらおうかな。」
そう言って私は2人に笑いかけた後、仁くんの元へと行く。
「仁くん、帰ろう!」
わざと明るく振舞ってみせる。
じゃないとまた泣きそうになるから。
「………あぁ。」
うざったい女にはなりたくない私だけど、今日はちゃんと話すんだと心に決めて仁くんの隣を歩く。
また、いつもみたいに沈黙が続くけど今はそれよりも何を話そうかと考えていた。
そして気づけば2人が別々の道に分かれる場所へと着く。
いつもなら家まで届けてくれてた仁くんも最近はパタリとなくなった。



