「………はぁ……」
1人で歩く帰り道。
隣に仁くんがいないのだと思うと寂しくて仕方なかった。
どうして?
仁くんの態度が急変したのは何があったから?
今まで私を好きだと言った仁くんは全部嘘なの?
マイナス思考に陥る私。
こんな1人の男でいっぱいになるなんてどうかしてるよね。
なんて考えていたら………
「………っ!」
突然視線を感じ後ろを振り向く。
だけど誰もいない。
「………また、だ……」
実は最近、帰り道で誰かにつけられてるような気がする。
視線を感じるのだ。
だけど振り返るといつも誰もいなくて………
仁くんに相談したくても、今の状況的にできない。
それに今はそんなことよりも……仁くんのことの方で頭がいっぱいなのだ。
とりあえず急いで帰ろうと思い、急ぎ足で私は家へと向かった………。



