「2人とも僕がどんな性格かわからなかったから嫌だったんだろう。
作ってるってことはバレてたみたいだし。」
「え!?そうなの!?」
まさかバレてるとは思わなかった。
さすが2人。
怖すぎるくらいだよね。
「だけどこれでもう僕たちの邪魔をするものはいなくなった。
今日はどうしようか?このままホテル直行」
「しません。健全なデートを楽しみましょう。」
「そ、そんな……!」
「だけど寒いからなぁ。もう真冬は目の前だね。どこ行く?」
ホテル、仁くんの家。
この2つ以外で、と付け加えると仁くんは少し落ち込んだふりをした後いつも通りになる。



