これで2人の邪魔がなくなるのだと思うと少し気が楽だ。
結局その後はすんなりと家を出て、2人にも笑顔で見送られるという驚きの展開になった。
「なーんかあっけなかったなぁ。」
つい思っていたことが口に出てしまった。
「嫌なの?もしかして、美桜は僕より兄妹をとるのか……!?」
「違うよ。こんなにも簡単に許してもらえるなんて。」
「そうだね、だけど重い人間同士だから気は絶対合うと思ってたんだよ。」
仁くんがそう言うのならそうなのかな?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…