どうなるか、と思っていたら………
「お前、本当はそんなやつだったんだな!
美桜に対する想いが俺たちと似てるよ。」
「なんでもっと早く言ってくれなかったんですか!私たちと考え方同じですね。」
2人とも今までの態度と180度変わって、笑顔で仁くんと話している。
あのー……これは、一体……?
「ほら、言ったでしょ美桜。
僕と2人は気が合いそうだって。」
「やっぱり美桜って人間の域をゆうに超えてるよな!お前もそう思うよな!」
「本当にお姉ちゃんを信仰する宗教をつくってもいいぐらい……!!」
「それいいね。僕も快く信者になるよ。
というかもうすでに美桜の信者かな。」
そう言うと私を今度は後ろから抱きしめる仁くん。



