「お前……調子乗んなよ。」
「別に乗ってませんよ。ただ美桜とデートしたかったんで来ただけです。」
「じゃあなんで家に上がってんのよ!しかもお姉ちゃんの部屋にまで乱入して……!
わかってる!?
お姉ちゃんの寝顔ほど天使で尊いものはないの!
あんたなんかが簡単に見れる代物じゃないの!!」
え………?
私は天使でもあり物でもあるって、妹から見て私はもやは人間じゃないんじゃ………
「ああ、それはすごくわかるよ。
これほどの天使がこの世に存在したんだって思っちゃったよ。」
「そうそう!だからそう簡単には見れな……………え?」
「ちょ、仁くん!何勝手に裏を………!」
気づけばいつもの口調の仁くんがいた。



