「そんな睨むことないじゃないか。
照れ隠しの美桜も美しい。


本当は誰にも邪魔されない場所で僕と2人きりになりたかったんだよね?


じゃあ僕の家に来るのが最善策だよ。そこでさっきの続きをしようか。」


さっきの続き………


それだけで顔が赤くなってしまう私。


本当に私ばっかで悔しい……!


「あれ?何を想像したのかな?」


「うるさい……!誰が行くか!
仁くんの家行くくらいなら帰る。」


「ちぇっ、いつもより激しいことができると思ったのにな。」


「させるわけないでしょ!この変態!
あんたこそ何考えてんの!?」


赤い顔を隠すようにして私は仁くんの一歩前を歩く。


多分仁くんにばれてると思うけど。