そう言って彼女たちは、戻っていった。
この震えは、寒さからなのか怖さからなのかわからない。



でも蘇ってくる記憶。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い





助けは、求めちゃ行けない。
今わかった。必要以上に関わっちゃ行けなかったんだよ。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


「星!!どこだ!星」


「うっっ嫌だよ〜」


「星!!!」


あー見つかった。神楽は、いつもタイミングがいい。でももう無理。我慢できない。


「ひっひっくひっハァハァひっ」

過呼吸だ。吐きそう。


「星!!!大丈夫だ。落ち着け。ゆっくりでいいから」


なんでだろう。やっぱり神楽は、神楽だけは違う。安心する。





でもダメだ。頼っては、いけない。



突き放さなきゃ。




「神楽大丈夫だからもういいよ。行って。美穂たちのところ戻って。きっと心配してるから。行って教室に戻って。」