「あれ?!星さん!お久っす!どうしたんすか?自ら来るなんて初めてですよね?あれ?前も1人で来ましたか?あ!1回来ましたね」



凛斗くん。お願いだからボリューム下げて欲しい。


「あのね。みんなに少し聞きたいことがあって。」



「どうしたんすか?改まって」


海斗くん。相変わらずなんというか副総長って感じしない。



「あーその。夜出かける時とか夜遅い時間。不良がいるとことかに神楽見かけたりしなかった?」



「え?!神楽さん行方不明ですか?」


「総長さん早とちり。けど最近避けられてるし夜出かけているのかもしれなくて心配だからもし見かけたら写メ撮って送って?」



「わかりました。」


「じゃあ帰るね。それだけだから。」



「あ!送ります!」


「凛斗くん。送らなくていい。このあと行くとこあるから」


そう言って倉庫を後にした。



みんなに迷惑かけちゃって申し訳ないけど仕方ない



用事というのは、神楽の家に行くこと!



こうなったらもう私からお仕掛けてやる!



ピンポーン。



インターフォンを鳴らすと以外にも早くでた。



「星です」


「え?!星!!ちょいまち」


そうするとドアからでてきたジャージ姿の神楽。




「サミーだろ早く入れ。」



相変わらず優しい。



「よし。上がれよ」


「ううん。ここでいい。話があるの。最近傷増えてるよね?絶対不良じゃないよね?なんかあるなら話してよ。」



そう言うと神楽は、あからさまに目を逸らす。



「私に関係してる?ねぇ神楽。避けてるよね?どうして?そんなに頼れない?神楽に指輪貰った時私絶対神楽を支えるって決めたの。」