帰ってる途中2人で今日あった出来事を話していた。

「私ね!啓好きになっちゃったかも!!!」

え?!嘘でしょ秋と春ならうすうす気づいていた

まさか今日一緒に待ち合わせ場所まで行くって言ってて遅れたのって…



美穂がまさか…。ね?




恋かー考えたこともな…いな。

違う違う。

神楽は、違う。スキンシップが多いダケ。

なのにやっぱりなんかモヤモヤするんだよなー。

「美穂は、啓のどこが好きなの?」

「うーん。簡単に言うと全部。細かく言うと
性格がね似てるのもあるんだけどちょっとおちゃらけてるけど実は、真面目なところとかかなぁ」

へー結構見てるんだ。

私には、まだそう言うことは、わからないなー。

「星は?神楽くんのことどう思ってんの?」


「え?私?別にただの友達だよ。私が恋なんかできるわけないでしょ。」

そう。恋なんてできるはずがない。過去のこともあるし。実際無理なんだよね仕事だってあるし。


私のこと知ったらみんな嫌うに決まってる。

深く関わっちゃダメなんだよ。


「星。ずっとそのままでいるつもり?
関わらないって。星は、もっと欲張っていいと思うよ?」


私は、何も言わず首を振った。美穂は、怒ったような顔したけど諦めた。

ごめんね美穂。私は、そんなに強くないんだよ。逃げてばかりなんだよね。


仕事は、恋禁止では、ないからいいけど気おつけないとね。そこは美穂もわかっていると思う。



「美穂。私応援するから。頑張ってね。」


そうして別れた。