《星side》



翌日目を覚まして朝に家を出た。


みんなに挨拶をして電車に乗る。



「いい家族だな。」


そう神楽が言う。いい家族ねー。



まぁでもそうなのかな?


「いい家族だよ。でもまだまだ問題はあるけどね。」



そう言いながら神楽の方にもたれて眠る。
私は、少しでも大人になれたのだろうか。いつか家族全員で笑い会えたらいいなとそう思いながら。









「星着いたぞ」

駅について、
神楽に起こされて荷物を持って神楽の家に帰る。


長い休みと言っても4日だ。


今日は、2日目。


大学の見学があるため帰ってきたのだ。


家に帰りとりあえず神楽のバイクで大学まで来た。


「すごいね。…」



「お前人混み嫌いだもんな。まぁオープンキャンパスだし、しょうがないだろ。」



「まぁね。でも見たい学科決まってるし」


手を繋いで歩き出す。賑わってるなー。



「お!!神楽じゃーーん!お久ー!よォー!おーい」


なんかうるさい人が近ずいてくる。


神楽の知り合い?
それにイケメンだし。類は、友を呼ぶとはまさにこの事だよね。


「孝之だ。相変わらずうるせー。てかここの大学だったんだ。」



「おー!てか何この美人?ナンパ?さすがだなー。ねぇねぇ俺とも仲良くしない?美人さんだったら大歓迎だし!ね?いいっしょ?」


馴れ馴れしい。なんなの?


何このチャラさ。無理。



「無理。」


「うひょー俺の事断る人なんて珍しい!」



なんなのよほんとに。


「孝之。こいつ俺の彼女。ナンパでもなんでもない」


そう言って耳元で根は、良い奴だから許してな?とゆってきたのでまぁ見逃そう。