「真実ねー!神楽と仲良しでね!神楽は、真実のこと助けてくれるんだよ!」



そう自慢げに言う真実さん。


ごめんね。話が全く入ってこない。



今は、歌詞を書いてるがスランプです。



前までは、たくさん頭に降って星の光が輝いて歌詞が浮かんでくる。



なのに。何も出てこない。



考えても考えてもダメ。


はぁ。どうしたらいいの!



こんな日々が続いた。


ある日6人で集まって雑談していると真実さんが入ってきた。



少し遡るけど前から真実さんに目を付けられまして


めっちゃ悪口を言われたり泣きながら神楽に抱きつくところを見せられたり神楽と親しげしている所見ています。




ですが私は、そんなことどうでも良くて。神楽のことを信じてるからこそ、どうでもいいと思えてしまう。神楽を見てると気持ちがないのは、確かだし。




そして戻ります。


私と神楽の間に無理矢理入ってきて話にわりこみ私の家族の話に入ってくる。



「星ちゃんの家族って庶民だよね。やっぱりー神楽と私は、お金持ちだからお似合いだよね。」



何こいつ。ムカつくはー。



「ちょっと庶民って私達は、これでも」



やば!美穂何言う気!


「美穂!!!私達は、庶民だよね?」



そう聞くときずいたのかうんとうなずく。



セーフ。切れると美穂は、危ない。



「やっぱりねー!真実のお母さんも真美も神楽のお母さんと仲がいいの!」



え?真実ちゃん何言う気?神楽のお母さんのこと?



「真実は、神楽のお母さんと会いたいなー!ほんとにいい人で真実のこと気に入ってくれて!」



神楽の方を見ると無表情。


いや、無表情を保ってるんだ。


「神楽!真実と神楽のお母さんと神楽で食事しよう」



神楽の手を握る。真実ちゃんを飛ばして神楽の所に行く。



今は、お昼。教室で食べてるのが仇となった。



「ちょっと真実の神楽に何してんの!」



「うるさい!神楽。今日さ美味しいスイーツ作ろうと思ってるの!家に来ない?」





なんとか話を変える。



「真実の神楽を連れていかないで!そっか!真実が神楽のお母さんと仲良いことひがんでるんだ。」



こんなこと言われて切れない人いないよね。



「黙って!!神楽は、誰のものでもないし!神楽は、神楽のもの!それにひがむって何?たかがそんなくだらないことで僻んだりしない。そんなに汚い人間じゃない。真実さんは、もっと周りを見て。」



そう言って神楽のカバンを持って私のカバンを持って教室を出る。


「お前さ、小学校から神楽は、私のみたいに言ってるけど何も知らない奴が口出してんじゃねーよ。」



「これ以上あいつのこと苦しめないでくれる?」



啓と春がそれぞれ言って屋上に行く。



「ありがとな。お前ら。ごめんな。俺の…」



「悪いくないのに謝らないでよ。」


神楽は、悪くないのに謝る必要ない。


「ほんと自慢の彼女」


そう言って抱きしめてくる。


「ハイハイ。ありがとう」



「キスしたい。」


な!変なことみんないるのに


「お二人さーん私たちの存在きずいてる?」



苦笑いで返すも神楽は、離れない。



幸いご飯は、終わっていたのでゆっくりとする。